覚えておきたい胸毛脱毛で表れる毛質の変化について
毛の量を減らすはずが逆に増えてしまう
気になる胸毛の処理のために脱毛の施術を受けているのに、だんだんと胸毛の量が増えていってしまう場合があります。毛穴1つに対して生えてくる毛は1本に限らず、2本3本と生えていることは少なくありません。
施術を進めていくと、その割合が増えることがあります。ただし、毛穴の数が増えるわけではありませんし、1つの毛穴から生えてくる毛の量も無制限に増えるわけではありません。
胸毛が硬く太くなる
多毛化同様、脱毛をしていくことで毛が濃くなっていくという症状が見られる場合があります。脱毛サロンの施術は、メラニン色素に反応をする特殊な光を肌に照射することで熱ダメージを加え、毛根から少しずつ毛の再生力を奪っていくというものです。
対象となる毛が濃く太いほうが効率よく熱を吸収し、脱毛の効果も高くなるとされています。胸毛が濃い部分は効率よく処理できますが、薄い部分は上手く熱を処理できず、逆に毛根の活動が活性化してしまうことで薄い毛が濃く変化することがあるのです。
医療レーザー脱毛でより顕著に見られる症状ですが、脱毛の仕組みが同じ脱毛サロンの光脱毛による施術も例外ではありません。多毛化や硬毛化のはっきりとした原因はまだわかっておらず、医学的な根拠も不明ですが、実際に変化を感じている方が少なくない症状です。
胸毛の周囲の毛が変化する場合がある
元々生えている毛が薄い場合に起こりやすい変化であることから、胸毛が濃いか人ほど表れにくい症状ではあります。しかし、胸毛の周囲でこれまで毛が気にならなかった鎖骨下、胸下から腹部にかけてなどの毛が、施術の影響で濃くなっていく場合が考えられます。
乳輪の色素が薄くなってしまう
乳輪の際までびっしりと胸毛が生えている場合、その部位を処理しようとすると光が乳輪の濃い色素に反応をしてしまうことがあります。いわゆる色素抜けといわれている、色素が薄くなってしまう症状が出ることがあるのです。ただ、全てのかたに必ずしも起こる変化ではありません。
継続的な施術で変化への対処が可能
一時的な症状なので慌てる必要はない
脱毛をしているはずなのに毛が増えた、硬くなったといった変化が表れれば焦ってしまいますが、いずれも一時的な症状であることから、ほとんどの場合は施術を継続することで脱毛を進めていくことが可能です。
また、照射の際の熱量不足で起こりやすいことから、相談をして肌に負担がかからない範囲内で出力を上げてもらうようにすることで順調な施術を行えます。
施術を休止するのも効果的
変化してしまった毛質は、施術を一旦休止することで元の状態に戻すことができます。間隔が開きすぎてしまうとその分脱毛完了までの期間が長くなってしまいますから、スタッフと相談の上で適切な休止期間を設けて、その後に再照射をするようにしましょう。
多くの脱毛サロンには無料保証がついており、再照射開始にはお金がかかりませんし、場合によっては契約回数以上の追加照射をしてもらえます。
乳輪周辺はニードル脱毛がおすすめ
乳輪の色素に関しても、代謝を繰り返すごとに徐々に元の状態に戻っていきますので安心です。大抵の脱毛サロンではこうした変化を出さないために、乳輪ギリギリの照射を行わないように対処しています。
もし、ギリギリまで生えている胸毛を綺麗にしたいという場合には、光を使った脱毛ではなく電気で処理をするニードル脱毛で部分脱毛を受けるのもおすすめです。毛穴にハリを刺して処理をすることから脱毛には鋭い痛みを生じますが、色素の影響を考えずに毛を処理できます。
ニードル脱毛は資格を持っているスタッフがいるお店でのみ受けられる脱毛方法ですから、希望する場合にはお店が対応している脱毛方法を事前に調べておきましょう。