自己処理の主な特徴と方法について
毛抜き
主な特徴
毛抜きを使ったムダ毛処理は、ムダ毛を根本から引き抜けることが特徴です。そのため表面に露出した部分を処理するカミソリや電気シェーバーなどの自己処理よりも効果が高く、一度自己処理を行うとしばらくの間はムダ毛のない肌を持続できます。ただし皮膚に与えるダメージが大きいので痛みが強い上に、埋もれ毛などの肌トラブルを引き起こす可能性もあります。
方法
毛抜きで胸毛を挟んで引き抜きます。他の方法と違って1本ずつ処理する必要があるので、胸毛の範囲によってはかなりの手間がかかります。
カミソリ
主な特徴
ムダ毛を処理する道具として、最も多く利用されているのがカミソリです。比較的短時間で手軽にムダ毛処理できますが、皮膚に傷がつきやすいという問題もあります。目では分からなくても皮膚の表面には細かいキズが出来ていることが多く、そこに雑菌が入り込むことで炎症が起こるのです。
また皮膚に与える負担が大きいため、頻繁にカミソリを利用するとメラニン色素の作用で皮膚が黒ずむ場合もあります。
方法
清潔で切れ味の良いカミソリを使うことが大切なので、刃は頻繁に交換するのがおすすめです。そして胸毛を剃る前に、お風呂に入ったり蒸しタオルを使用して胸の皮膚を温めた後に、シェービング剤を塗布しましょう。ボディソープや石鹸などの泡をシェービング剤の代わりに使う方もいますが、流れやすいので十分な効果は得られません。
脱毛クリーム
主な特徴
脱毛クリーム(除毛クリーム)とは、ムダ毛を溶かす効果を持ったクリームのことです。皮膚に塗布するだけで時間が経つとムダ毛が溶けていきます。カミソリによる自己処理と違って、ムダ毛を処理した後にチクチクすることがありません。
ただしムダ毛を溶かすために強力な成分が配合されているので、皮膚が弱い方が使用するとかぶれなどの肌トラブルが起こる可能性があります。また体質次第では、ムダ毛を処理した後にヒリヒリした痛みが数時間ほど続く場合も。
方法
最初にパッチテストを行って、脱毛クリームが原因で肌トラブルが起きないか確かめましょう。クリームを塗布する時や取り除く際、クリームを皮膚に擦り付けないように注意してください。
また、塗布するクリームの量が多すぎたり、塗布後に放置する時間が長すぎると、皮膚に余計なダメージを与えます。製品の説明書に記載された方法を守ることが大切です。クリームの使用後は保湿ローションなどを使って、脱毛後の胸の保湿ケアを行いましょう。
電気シェーバー
主な特徴
電気シェーバーで胸毛を処理する場合は、ヒゲ用の製品ではなくてムダ毛処理専用の「ボディシェーバー」を使用します。他のムダ毛処理と較べて、短期間で広範囲のムダ毛を処理できることが特徴です。
また皮膚に大きなダメージを与える心配がなく、ムダ毛を処理した後に皮膚がヒリヒリすることもありません。ただし表面に露出した部分を処理するだけなので、短期間でムダ毛が再生します。
方法
電気シェーバーを当てるだけで胸毛を処理できます。また、ボディシェーバーはアタッチメントを変えることでムダ毛を切る長さを変えられます。そのため綺麗に処理したり、適度な長さに揃えるなど、処理後の仕上がりを調整可能です。
脱毛サロンの主な特徴と方法について
主な特徴
脱毛サロンでは主に光脱毛という方法によるムダ毛処理が行われています。胸毛を完全に脱毛してツルツルな状態にするだけではなく、胸毛を薄く残して自然な仕上がりにすることも可能です。光脱毛によって胸毛を目立たない状態に変えることで、自己処理が不要に。脱毛サロンで胸毛の脱毛施術を受ける場合、1回につき平均4,000~10,000円ほどの施術費用がかかります。
方法
脱毛サロンが行っている光脱毛は、メラニン色素に反応する光を皮膚に照射してムダ毛を発熱させ、ダメージを蓄積させることで脱毛を促す技術です。施術を受ける度に、ムダ毛が少しずつ薄くて細い状態に変わっていきます。光脱毛を受けても、すぐにムダ毛が抜けるわけではないので注意しましょう。